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家計所得の格差は19倍 [新聞]

10月10日まにら新聞から抜粋した記事、国家統計局(NSO)は10月9日、家計所得に関する2006年調査結果を公表した。それによると、所得額の最も高い層と低い層の間で19倍の格差があることがわかった。同調査は家計所得額を十段階に分け、段階ごとに所得額を推計した。調査は3年ごとに実施されるが、今回の結果で明らかになった最上層と最下層の格差20倍からやや縮小していることも分かった。各段階別の世帯数は明らかにされていない。NSOによると、06年調査結果では、最上層の家計所得の合計は1兆740億ペソと推定され、03年の前回調査から1,900億ペソ上昇した。対する最下層は560億ペソで前回調査から120億ペソ上昇した。最上層の06年平均家計所得は617,000ペソ、最下層は32,000ペソ。06年の家計所得の総額は2兆9,900億ペソで、03年から22.7%上昇した。また、06年家計支出の総額は2兆5,600億ペソと03年から25.7%上昇、ここ3年間で家計支出額の方が増大している。前回調査から変化がみられたのは最下層から変化がみられたのは最下層から30%に当たる下級階層の消費パターン。06年では全支出額の59%が食費に充てられ、03年の48%から11ポイント上昇した。このため家賃の占める割合は03年の12.7%から06年では9%に、交通費が6.1%から3.8%教育が2.9%から1.3%にそれぞれ減少した。


マカティ市Urdaneta Village、North Forbes Park、
  Dasmarinas Villageの高級住宅街


マカティ市Salcedo Villageの高層コンドミニアム


マニラ市トンド地区ピア18ゴミ集積場のバラック


マニラ市トンド地区ピア18ゴミ集積場のバラック

 


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