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大統領 ごみ処理場の再開指示 [新聞]

10月15日まにら新聞から抜粋した記事は、首都圏のごみ処理を引き受けているルソン地方リサール州ロドリゲス町のごみ処理場が州と町当局のあつれきから閉鎖された問題について、このほどアロヨ大統領が介入、ごみ処理場はとりあえず再開されることになった。大統領は大統領府を通じてプノ内務自治長官と首都圏開発局(MMDA)のフェルナンド局長に対し、リサール州知事とロドリゲス町長に処理場再開を求めるよう指示した。ごみ処理場閉鎖という強硬策を実施していたクエルポ・ロドリゲス町長はアロヨ大統領、プノ内務長官の意向を受け入れ、とりあえず12日午前零時を期して、ごみ処理場の閉鎖を解いた。これに対しリサール州のイナレス知事は対立のためごみ処理場閉鎖を決定したわけではなく、契約が満了したために閉鎖を決めたと述べた。結果的には州知事の見解は無視された形となったが、12日午前零時、ロドリゲス町の二つのゴミ処理場が再開、「正常化」することになった。処理場は再開したが、イナレス知事とクエルポ・ロドリゲス町長の対立関係は続いている。フェルナンドMMDA局長は、まにら新聞の取材に対し「町長には直接話をしたが、知事側は会談に応じなかったので電話で通達した。町長には、首都圏住民の強い苦情を伝え、一刻も早く処理場を再開するよう呼びかけた。12日午前零時にとりあえず、ごみ処理場を開場すると連絡を受けた」と語った。ケソン市トーマスモラト通り在住の主婦(40)は、「一時的にでもごみ問題が解決したことで、地域がきれいになる。滞留したごみによる通行障害や小動物によるごみ散乱がなくなり、観光面でも外国人に恥ずかしい思いをしなくても済む。アロヨ大統領には貧困層に対する行政をもっとしっかりやってほしい」と注文を付けたが、ゴミ収集再開を喜んでいた。


ゴミ収集するゴミ収集車(本文に関係ありません)


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