今日、バランガイ選挙 [新聞]
10月28日まにら新聞から抜粋した記事は、約5年ぶりのバランガイ(最少行政地区)選挙は10月27日で9日間の法定運動期間が終了し、10月29日にいよいよ投開票日を迎える。中央選管のボラ委員長は「過去の選挙に比べて候補者の常識ある運動ぶりがうかがえた。ポスターの張り場所も常識の範囲内」と語り、同選挙活動の順調さを強調。しかし、首都圏の貧困地区ではバランガイ議員報酬目当ての立候補が後を絶たない。候補者たちは選挙期間中、街頭演説、手作りのビラ配布、街宣活動といった選挙運動の「常道」に汗を流した。バランガイ選挙は「地域密着型選挙」と位置付けられ、外部の政党、宗教団体の介入が禁じられている。一部の宗教団体が信者の投票を誘導しているのは「公然の秘密」だという。そうした中、今年5月に実施された統一選と同様、バランガイ選挙でも、買票、賄賂、脅迫などの違反行為は少なくない。立候補者を取り巻く「ならず者集団」も暗躍するという。中央選管では、警察官2人を各バランガイに配置したり、自分の選挙区外で重複投票するのを防止するため商業モールなどで啓蒙活動を行っている。しかし、バランガイはどこでも、選挙の実態はお祭りと同じようなもので「バランガイ内の環境整備などに役立つが、住民の生活向上には関係ない」という冷めた意見である。(記事中間省略部分有り)
▲青年評議会(SK)の候補者の街宣活動をする支持者たち
▲選挙キャンペーンで候補者のビラが貼ってある
▲選挙キャンペーンで候補者のビラが貼ってある
▲選挙キャンペーンで候補者のビラが貼ってある
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