貧困対策で協力要請 [新聞]
11月9日まにら新聞から抜粋した記事は、カトリック司教協議会(CBCP)は、11月8日、企業の社会的責任を強調した上で、財界関係者に飢餓・貧困拡大への緩和対策に協力するよう呼び掛けた。CBCPのラグダメオ議長は、国際食糧政策研究所(IFPRI、米ワシントン)が発表した報告書「世界の最貧困層」の中で、フィリピン人千百万人を「世界の最貧困層」と位置付けたことを挙げ、「国民に食料と雇用を与えることは、政府の責任だが、企業も社会的責任を持って、地域への利益還元活動として貧困問題に取り組むべきだ」と訴えた。一方、同議長は財界が懸念する貧困層への募金が賭博に流用される可能性は否定できないとした。同報告書では、1日50セント以下の生活をしている世界各国の1億6千万人を「世界の最貧困層」とした。比の民間調査機関による貧困実感度調査では、貧困を実感している世帯は6月の前回調査より5ポイント増加し52%だった。
▲ピア18トンドゴミ集積場にてゴミを拾う子どもたち
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