1日1ドル以下、1,100万人 [新聞]
11月9日のフィリピン・インサイド・ニュースより抜粋、国際食糧政策研究所(IFPRI)によると、国連が最貧困と定義している1日1ドル以下で生活している世界の10億人のうちおよそ1,100万人が比人だという。11月6日に発表された調査報告書によると、世界の最貧困の4分の3はサハラ砂漠以南のアフリカに暮らしているという。03年の途上国119カ国の中でフィリピンは72位にランクされ、飢餓率は東南アジアで最も高く、世界飢餓数(GHI)は17.55で飢餓が重大な問題であることを示した。IFPRIの担当者によると、フィリピンは人口の13.5%、およそ1,100万人が1日1ドル以下で生活しており、9.1%が75セントから1ドル、4.4%が50セントから75セントで生活しているが、50セント以下で生活する極端な貧困はほとんどないという。00年~02年にはカロリー不足が22%、03年には5歳以下の子供で体重不足が27.4%、5歳以下の死亡率は3.6%だったという。(Inquirer)
▲ピア18トンドゴミ収集場に暮らす人
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