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万聖節 [行事]

万聖節の11月1日、首都圏パサイ市にあるパサイ墓地では、故人の供養で大勢の人が墓参に訪れた。参拝者は、お墓の掃除やお化粧直しのペンキ塗りをしたり、お花やロウソクを立て故人の冥福を祈った。また、親族のお墓の周りで、遺族の人たちが持参した食事を食べたり、くつろぐ家族の姿が目立った。

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▲首都圏パサイ墓地入口

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▲墓地にてペンキ塗りをする人たち

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▲ロウソクを立て故人の冥福を祈る人たち

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▲お墓を参拝する人たち

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▲親族の人たちは一日お墓で過ごす




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サンタクルーサン [行事]

乾季から雨季への変わり目の季節である5月の1ケ月の期間、フィリピンの全土のバランガイ(最少行政地域)行事として、花の5月(フラワー・デ・マヨ)のサンタクルーサン(Santa Cruzan)フェスティバルが行われる。5月末にライズエイジアがスポンサーになり、スモーキーマウンテン本住宅近隣のバランガイ128、129、130の地域でサンタクルーサン・フェスティバルが行われた。このフェスティバルは、宗教的にも歴史的にも由緒あるローマ帝国のコンスタンティヌ王子の母であるセント・ヘレナ女帝が、エルサレムで聖十字架(True Cross)を発見し、それをローマに持ち帰えったことを祝う故事からきている。かってフィリピンがスペインの植民地時代にスペイン人が伝え、そのままフィリピンの国事として発展を遂げた。フェスティバルとしてスモーキーマウンテン本住宅のデイケアセンターにてミサで始まり、パレードには本住宅の各ビルディングや、バランガイ毎に代表する美女19名が可憐なコスチュームで扮装し、ハンサムな男性にエスコートされ花のアーチをくぐりながら行進した。バランガイの美人コンテスト的意味合いも持ち合わせ、アーチの審査も行われた。勝者に選ばれたのは、アーチは土着の素材で出来ていて、新鮮な花の使用があり、デザインおよび構造は創造性と芸術性について表現されているものであった。

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▲花の5月(フラワー・デ・マヨ)の
  サンタクルーサン(Santa Cruzan)フェスティバルの広報

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▲ヘレナに扮する参加者

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▲パレードをする参加者

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▲パレードする参加者

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▲パレードする参加者

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▲パレードを見守る地域住民

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▲パレードを見守る地域住民

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▲各ビルディングや、バランガイ毎に代表する美女19名


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ハッピーフェスタ!!! [行事]

聖週間の最終日である3月23日早朝5時、スモーキーマウンテン本住宅でもイエス・キリストの復活を祝い、キリストと聖母マリアが再会する「サルーボン」が、行われた。ハイライトはキリストの死を悲しみ黒いベールを被った聖母マリア像のベールを子どもが演じた天使が取ると大歓声が上がった。その後、復活祭を祝うミサが行われた。この日は、スモーキーマウンテン本住宅のあるバランガイ(最少行政地域)128は1年に一回のフェスタでもあった。本住宅の各家庭では料理を作り、親類や友人を招いて食事を振る舞い、食事の後は飲み会に入る。本住宅のビルディングでは、大人の人たちはお酒を酌み交わし、あちらこちらから、大音量のカラオケで歌う歌声が聞こえてくる。夕方4時から「プロセッション」という聖母マリア像とイエス・キリスト像の神輿を「アティアティハン」というビサヤ地方フェスティバルのドラムを主としたパーカッションのリズムに合わせて、地域住民の人たちは地域をパレードする。聖母マリア像の神輿は女性たちが、イエス・キリスト像の神輿は男性たちがリズムに合わせて神輿を揺らしながら担がれ、活気のあるパレードが2時間行われた。パレード終了後パレード参加者たちは、ステージに置かれた聖母マリア像とイエス・キリスト像に幸運を祈りハンカチで拭って復活祭のクライマックスを迎えた。

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聖週間 [行事]

イエス・キリストの受難と復活を祝うホリーウィーク「聖週間」の始まりを告げるカトリック教会行事「パームサンデー(枝の主日)」がスモーキーマウンテンでも行われた。この行事はキリストのエルサレム入市の際、信者たちがシュロの枝を振った故事にちなむ。7:00グリーンハウスに、聖水を受けて悪魔払いになる飾り物「パラスパス」と呼ばれるココナツやオリーブの葉で作った飾りを持った人たちが人垣を作り、ベン神父が姿を見せて、聖水を振るかけ始めると、信者たちは、「パラスパス」を揺すりカサカサと鳴る音が響き渡せて、悪魔払いと幸せを手に入れることを願っていた。聖週間はキリストの復活を祝うイースター「復活祭」3月23日(日)を最後に終わる。

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ア ハッピーニューイヤー!! [行事]

ア ハッピーニューイヤー!!フィリピンの大晦日12月31日の深夜から新年の午前零時前にブエナ・ノチェと呼ばれるご馳走を家族揃って食べる。中国からの風習で、長生きをするために細く長い麺(スパゲティ、パンシットと呼ばれる焼きそば)を食べたり、丸い果物(リンゴ、ミカン、ブドウ、グアバ、ポメロ、ナシなど)を食べるとお金に縁がある年になると、ブエナ・ノッチェという夜食を食べる。水玉柄の服を着るとお金に縁があるとも云われている。新年の午前零時には、花火をあげる習慣があり、フィリピン中で花火や爆竹音で最大に騒がしく新年を迎える。2008年は、スラムの住民の一人でも多くの皆さまにとって実り多き年になりますように。また、ブログの読者の皆様にもより良い年になりますように願っています。今年も宜しくお願い致します。


新年零時ロハス大通りに打ち上げられる花火


玉やー!


鍵やー!



今年も宜しくお願いします


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ハッピークリスマス!! [行事]

クリスマスというのはキリストの生誕を祝う行事で、ケーキを食べたり、贈り物をあげたり貰ったりするだけでは終わらない。フィリピンのクリスマスは、世界でも一番長いクリスマスシーズンといわれ、12月16日から年明けの1月6日までの期間で、一番重要な年中行事である。クリスマスでとっても大切なことは家族全員揃って過ごすということ、24日の深夜からクリスマスの当日午前零時前にキリストの降誕を祝うミサが執り行なわれるため、出席し帰宅後ノチェ・ブエナと呼ばれるご馳走を家族揃って食べる。翌朝は子どもたちが自分の洗礼式の名付け親の家々を回ってクリスマスの贈り物を受け取るということになっている。フィリピンでは、名付け親にクリスマスの贈り物をもらう習慣があるので、サンタクロースはあまり庶民に馴染みが薄い。


親族が集まりカラオケを楽しむ


親族が集まってお酒を酌み交わす


スラム街の路地で楽しそうな子どもたち


ハッピーなクリスマスを迎える子どもたち


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故ラモン・オボサン一周忌  [行事]

12月21日、故ラモン・オボサン氏(日本の人間国宝に相当するナショナル・アーティスト)一周忌の法要がフィリピン国立劇場で行われた。そして、今年10回目の公演を迎える「Vamos(ヴァモス)」世界のクリスマスにちなんだ舞踊をラモン・オボサン伝統民族舞踊団(Ramon Obusan Folkloric Group:ROFG)が上演した。「Vamos」は、出演者60名が可憐な舞踊を踊り、2時間に渡る公演で、故ラモン・オボサン氏の遺産的な舞台で観客を沸かせた。「Vamos」終演後、フィリピン国立劇場のメインロビーで、ベン神父による故ラモン・オボサン氏一周忌の法要(ミサ)が行われ、参列した人たちは故人を偲んでいた。


クリスマスネオンが飾られたフィリピン国立劇場


国立劇場メインロビーで故ラモン・オボサン氏の法要が行われた


「母なる大地の子どもたち」少年少女合唱団が賛美歌を歌った


故人を偲び法要(ミサ)に参列する舞踊団メンバー


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建設中のグリーン教会で洗礼式 [行事]

スモーキーマウンテン本住宅、現在建設中のグリーン教会で初めて洗礼式が行われた。洗礼を受けたのは、住民の生後すぐの10人が潅水礼による幼児洗礼をベン神父から洗礼を受けた。洗礼とは、キリスト教の入信に際して、全身を水に浸す、あるいはそれを模し簡略化した頭部に水を触れさせる儀式である。


建設中のグリーン教会で洗礼式を行った


頭部に水を触れさせる儀式


ベン神父(右)


洗礼式に参加した幼児と母親



 


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シンバン ガビ [行事]

今日12月16日から24日までの9日間「シンバン ガビ(Simbang Gabi)」と呼ばれるフィリピンの伝統的な早朝ミサ(カトリック教会の祭事)が始まった。9日間のミサに休みなく連続で参加すると、幸福、夢や望みが叶うと伝わる。スモーキーマウンテン本住宅の建設中のグリーン教会特設ステージにはアロヨ大統領、ヤップ農業省長官、リム・マニラ市長、アンガラ上院議員、3名の下院議員等が参加して、本住宅の住民たちと共に祈りをささげていた。ミサの聖歌は「母なる大地の子どもたち」少年少女合唱団が勤め、「母なる大地の子どもたち」舞踊団の舞踊も披露された。ミサ終了後、大統領一行は行政の農業省が貧困住民たちの生計プログラムの一環として始まった野菜栽培用の温室を視察した。


グリーン教会特設ステージで早朝ミサが行われた


アロヨ大統領が「シンバン ガビ」に参加した


▲「母なる大地の子どもたち」少年少女合唱団が聖歌を務めた


▲「母なる大地の子どもたち」舞踊団の舞踊も披露された


アロヨ大統領(左)とリム・マニラ市長(右)「シンバン ガビ」に参加した


早朝ミサに参加した住民たち


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アヴェ・マリア [行事]

アヴェ・マリア (Ave Maria) は、ラテン語で「おめでとう、マリア」を意味する言葉。9月8日は、「聖母マリア誕生の祝日」。その誕生を祝い、9月9日の日曜日にプロセッション(Prusisyon)といわれるパレードが、スモーキーマウンテン本住宅で行われた。現地NGOパートナーの母体「サンバヤナン・クリスチャーノ」教会のユースグループ「カバタアン・サンバヤナン・クリスチャーノ(Kabataang Sambayanag Kristiano)KSK」が主体となり、アヴェ・マリアの「天使祝詞」を歌い、聖母マリアの神輿を担ぎ地域を練り歩いた。


スモーキーマウンテン本住宅で聖母マリア誕生のパレードが行われた


▲教会のユースグループが今年始めて主体となってパレードが行われた


▲アヴェ・マリアの歌を歌うユースグループ


 


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