違法占拠住民を排除へ [新聞]
まにら新聞9月18日の記事より抜粋、アロヨ大統領はこのほど、首都圏パサイ市バクララン周辺で違法屋台などを経営するイスラム系違法露天商を、クリスマス前までに強制排除するよう同市などに命じた。対象となる露天商経営者らに用意された再定住地はミンダナオ地方サンボアンガ市。大統領は移送用に空軍のC130大型輸送機を手配するとしている。強制排除の対象は、バクララン西方に拡がる埋立地を違法に占拠するイスラム系コミニティ。住民約2千人のほぼ全員がミンダナオ地方中部出身のマラナオ族で、大半が違法露天業で生計を立てている。大統領は14日、パサイ市議と共に現地を視察。今年のクリスマス期限までに住民排除を同市側に指示した。移転先はサンボアンガ市内にある公用地。大統領は違法占拠住民用に住宅を建設する意向を示した。
▲バクラランの露天商の通りから見るモスク
▲バクララン西方に拡がる埋立地にイスラム系コミニティ
すごい決断ですね。
空軍のＣ－１３０輸送機で運ぶっていっても数から言って人と手荷物くらいでしょうね。住民暴動が心配です。もともと不法占拠でも宗教対立にならないよう願いたいです。
宗教対立からテロに向かうのが一番恐ろしいのです。
移住先での仕事確保まで政府の政策はできてないと思います。
by mac (2007-09-20 15:28)