思春期前の少年の割礼 [習慣]
フィリピンでは、思春期前の少年は通常として「割礼」、タガログ語でトゥリ(Tuli)をする儀式と文化的な習慣がある。ピア18トンドゴミ集積場のバロンバロン(継接ぎ細工の家)に住む、Arnold(9)君とRalph(10)君はトゥリの手術をした。トゥリの手術は、Ralphのお父さんが行った。陰茎(包皮)の先の下側を剃刀で縦に1箇所切れ目を入れて、傷口に「グワバ」タガログ語でバヤバス(bayabas)の葉を磨り潰した液体を付ける。大声で泣き叫ぶArnold君、所要時間約1分で手術が終わり、化膿止めに抗生物質の薬を飲む。引き続きRalph君も行う。手術前に局部を氷で冷やしたり、麻酔を打つことは無い。手術から5時間後、Arnold(10)君のバロンバロンを訪問してみた。2人は、声を揃えて「これで男になった」と言った。2人は患部に触れないようにスカートを穿き、スカートの前を持ち上げていた。とても痛々しかった。
▲痛そうなArnold君(左)とRalph君(右中)
包茎手術ですね!!
痛そうですが・・・暑い国・・・やっておかないと・・・大変そうだから・・・
でも・・・文を読んでいるだけで・・・痛そうですね!!(苦笑
by MASAYA (2007-08-21 13:37)
MASAYA様
儀式として思春期前の男子は、必ず行わなければならない割礼です。
今回、紹介した割礼は、ビサヤ地方の割礼方法です。
その他の地域や、階層によっても割礼方法は異なるそうです。
包皮をメスで切って、縫い合わせる方法もあると聞きました。
by トシ (2007-08-21 22:38)