希望あるユースたち [報告]
昨日、日本のユースたち6人がスモーキーマウンテンの現地視察をした。今回の視察の呼掛け人は、「World Clean Project」の本部長を務める丹沢 槙雄さん。呼掛けに賛同した5人の男女のユースリーダーたちは、新規ユースグループ「Imaginearth（イマジナース）」の設立と事業の発掘を目的に現地訪問した。受入れ側は、小生の推進する「NGOライズエイジア」と現地NGOパートナーの母体「サンバヤナン・クリスチャーノ」教会のユースグループ「カバタアン・サンバヤナン・クリスチャーノ（Kabataang Sambayanag Kristiano）KSK」である。KSKコーディネーターを務めるAndrew Macalalad（28）さんと6人のKSKメンバーと、「Imaginearth」の両グループのミーティングが行われた。今年の4月アロヨ大統領は、スモーキーマウンテン訪問の際、行政機関の環境資源省（Department of Environment and Natural Resources：DENR）管轄のリサール州モンタルバン地区の135ヘクタールの土地の管理をKSKに委託した。KSKは、植林をして継続的な運営管理を希望しているが、予算不足で2回の植林しか実施できていない。ミーティングでは、今後植林事業と相互ユースの交流と親睦を柱に、計画的に実施して行く方向で話がまとまった。スモーキーマウンテン・ゴミの山で生まれ育ったユースたちが、未来の環境を考え、植林するという行動に出た。日本でも「環境」をテーマに一人でも多くの、個人や企業が賛同してくれることを期待する。
▲ミーティングを終えた「Imaginearth」日本のユースたちと
「KSK」スモーキーマウンテンのユースたち
▲スモーキーマウンテン跡地行政管理地区植林事業の苗床にて
▲苗床の看板
▲元ゴミの山スモーキーマウンテン探索するユースたち
▲元スモーキーマウンテン仮設住宅を訪問するユースたち
▲同上にてスラム住民と交流をするユースたち
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