マニラ首都圏、ゴミ危機に [報道]
2月14日のフィリピン・インサイド・ニュースの記事を転載し紹介する。リサール州のロドリゲス町議会は13日、マニラ首都圏のゴミ受け入れを拒否する決議案を可決し、ゴミ処理場を閉鎖した。このため首都圏ではゴミ危機に見舞われる恐れが浮上した。イナレス知事が州議会の決議に従ってクエルポ町長を60日間の停職処分としたため、これに対し町議会が決議を採択して実力行使に出た形だ。クエルポ町長は停職処分の受け入れを拒否しており、イナレス知事は、法の囲内で適切に処置しなければならないとしている。州と町では、新たなゴミ処理場をめぐって対立が続いていた。一方、アチエンザ環境天然資源省長官は、ブラカン州ノルサガライ町のゴミ処理場が利用できるとしてゴミ危機の懸念を払拭した。同町の処理場に対してはすでに環境適合証明書が発行されたという。(Manila Bulletin)
▲リザール州モンタルバン地図
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