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フィリピン国民は生活に楽観的 [報道]

11月29日まにら新聞から抜粋した記事は、フランスの大保険・金融グループ、アクサが毎年実施する「生活の現在・将来の満足度指数」のアジア8カ国・地域分調査内容が28日、発表され、フィリピン国民の中、上層はインドに次いで現在、1年先、5年先の近未来とも楽観していることがわかった。同調査の対象国は階層は各国人口の25~35%を占める上、中流層で、フィリピンだは月収15,000ペソ以上で、家計支出、教育程度が平均以上。それによると楽観度が最も高いのはインドの87.2%で、次いでフィリピン85%、中国75.1%、タイ74.3%、インドネシア69.9%、香港67.7%、マレーシア66.2%、シンガポール59.2%の順。調査は「職業上の地位」「家庭」「健康」「退職」の4項目における楽観度を指数化し、100%を最高として算出した。フィリピンは「地位88%」「家庭87.5%」「健康79.8%」「退職後74.2%」で、インド「地位88.7%」「家庭88.7%」「健康84.3%」「退職後78.9%」に次いで2位。シンガポールや香港など住民の生活が先進国並みの国・地域が4項目とも最下位を占めた。調査結果発表の記者会見に出席したアテネオ・デ・マニラ大学のデラクルス教授(心理学)は「フィリピン国民はほかのアジア各国に比べ、長い間、生活上の困難に遭ってきたため、前向きになっているのだろう。国民の満足のレベルが低いので少し改善されても満足して幸せになると思われる」と分析した。同調査はフィリピン人の状況では、「地位」については5年後よりも現在に満足度が高く、満足の理由は「仕事の将来展望がある」「自分が持っている技術を生かすことが出来る」という点が最も影響した。「家族」に関しては、「収入の変化」が最も関心の的で、子どもを持たないか最初の子を持つ際、「養育費」のことを考えると答えたのが半数以上だった。しかし、子どもの教育費で計画を持っているのは29%にすぐなかった。「健康」に関しては、フィリピンは保険加入率の最も低い国の一つであるのにもかかわらず1年後までは楽観的だが、5年後については、大半の回答者が十分な医療費を貯蓄に回すことに不安を感じていた。「退職」の見通しについては前向きだが、実際に計画を立てる面では非常に遅れている。回答者の31%が「退職を今、考えるには時期が早すぎる」と答えた。同調査は、アクサが顧客動向調査のため民間調査機関に委託、各国・地域から300人、計2,400人を対象として今年第3・4半期中に面談、オンライン形式で実施された。


ピア18トンドゴミ集積場のバロンバロン(継接ぎ細工の家)に暮らす人たち
 (本文に関係ありません)


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MASAYA

ううう・・・読んでいて・・・難しくて・・・3回程・・・繰り返して読みました!!(笑

これも・・・それも・・・バハラナの精神なのかな~~??
by MASAYA (2007-12-01 09:47) 

AKIRA

MASAYAS様の言うとおり、バハラナの精神なんでしょうね・・・    
でも、多くの人々が仕事を見つけるのが大変なフィリピンで、職業上の地位や退職後について質問すること自体ナンセンスな気もしますが・・
保険に加入できる定期収入があるごく一部の中流以上のフィリピン人にとってはフィリピンは住みやすいし、心配も少ない国なのでしょうね。 
(なんかひがみっぽくなってしまいました)
TOSHIさん。お体に気をつけて。
by AKIRA (2007-12-01 19:20) 

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