「地球のものさしⅡ」池の原フリースクール [報告]
昨日郵便が届いた。封を開けてみると中から、Tシャツのデザイン画と手作りの「地球のものさしⅡ」(沓名華智、沓名和子編者)というフィリピンの旅をまとめた文集を沓名華智先生に送って頂いた。今年の3月13日スモーキーマウンテンを訪問した「池の原フリースクール(沓名華智氏代表)」参加者22名の感じた気持ちが書いてある。同フリースクールで、フィリピンに参加できなかった生徒さんに知ってもらうために作成された文集である。タイトルは「地球のものさしⅡ」青い空と白い雲・ゴミの山で暮らす人々スモーキーマウンテンPhilippines-2008-である。小生はこの文集を読んで、小生の20数年前にスモーキーマウンテンのゴミの捨て場を知った時の感想にとっても良く似ていて感動した。44ページに渡る文集の目次を紹介する。「ゴミの山の中で」「いろいろな人に出会った」「命をかけて」「人と関わって」「スモーキーマウンテンを見て」「世界の一部を見た」「自分がすごく幸せ」「子どもたち」「同じ世界なのに」「食べ物」「日本にいると」「この旅の中で」「今まで自分のことしか」「タガログ語のレスリー」「ゴミがなきゃ生きていけない」「明日も来て」「役に立ちたい」「言葉が通じなくても必死に」「自分で精一杯だったけど」「詰めが甘い」「逃げちゃダメ」「閉鎖的な自分」「人の質がいい」「他人の幸せも自分の幸せ」「元気をもらった」最後に小生が気に入った「今を生きる喜び」を「地球のものさしⅡ」より抜粋して紹介する。
「今を生きる喜び」
南太平洋の
青い空と白い雲の下には
巨大なゴミの山
ゴミの中からわずかなお金を求めて
拾い続ける人々
トラックの新しいゴミに群がり捜し求める子どもたち
傘を燃やし鉄と分け
ジュースの缶、ペットボトル……を集め
ほこりまみれ、肌を黒くして
ボサボアの髪になり…
ゴミの中には入らないと
生きていけない
でも笑顔の心は
どこまでも輝き
今を生きている幸せを喜び合う
▲手作りの文集が送られてきた
▲「地球のものさしⅡ」文集
▲細かく綴ってある。
「今を生きる喜び」
南太平洋の
青い空と白い雲の下には
巨大なゴミの山
ゴミの中からわずかなお金を求めて
拾い続ける人々
トラックの新しいゴミに群がり捜し求める子どもたち
傘を燃やし鉄と分け
ジュースの缶、ペットボトル……を集め
ほこりまみれ、肌を黒くして
ボサボアの髪になり…
ゴミの中には入らないと
生きていけない
でも笑顔の心は
どこまでも輝き
今を生きている幸せを喜び合う
▲手作りの文集が送られてきた
▲「地球のものさしⅡ」文集
▲細かく綴ってある。
コメント 0