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トンド・フェスタ2009  [文化]

1月の第3日曜日はサント・ニーニョ(幼きイエス・キリスト)のお祝いをする。このサント・ニーニョとは、幼きイエス・キリストのことであるが、この像は幼きキリストが王冠をかむり、赤いマントを着て、右手には王笏を左手には宝玉を持っており、その由来については伝説となっている。1521年にマゼラン東洋遠征隊がセブに上陸し、セブのファナ女王に守護聖人のサント・ニーニョ像(身長約40cm)贈ったもので、1965年にはローマ法皇よりバシリカ・ミノレ(教会堂)の称号を与えられ、「バシリカ・ミノレ・デル・サント・ニーニョ」が正式名称となった。この日、マニラのトンド地区(スモーキーマウンテン地域を除く)では、トンド・フェスタ(Tondo Fiesta)が開催される。各家庭で祀っているサント・ニーニョ像を神輿、サイドカーやジープニーに乗せてトンド教会に向けて行列(プロセッション)を行っていた。また、各バランガイ(最小行政地域)毎に構成されたチームで「ビバ!サント・ニーニョ!」と戦慄なドラムのパーカッションのリズムに合わせて、カラフルなコスチュームを身に着けて、踊りながら行進して行く。マニラ市長のリム氏もパレードに参列して、場を盛り上げていた。老若男女問わずフェスティバルに自ら参加し情熱を注いでいる。観ている側からも熱気を感じた。

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▲サント・ニーニョ像を神輿に載せトンド教会まで行列をする

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▲神輿のサント・ニーニョ像

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▲サント・ニーニョ像を抱く人

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▲行列は途切れることなく教会へ向かう

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▲マニラ市長のリム氏もパレードに参列

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▲住民はプロセッションを見守る

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▲ギャラリーも熱気ムンムン

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▲サント・ニーニョ像が乗った神輿が行進する




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