ホラーハウス [報告]
11月1日はハロウィン(万聖節)にあたり、フィリピンではハロウィンパーティ等の行事が行われる。スモーキーマウンテン本住宅でも、建設中のグリーン教会の2Fで、教会のユースグループ「カバタアン・サンバヤナン・クリスチャーノ(Kabataang Sambayanag Kristiano)KSK」の主催で、ライズエイジアが協賛をして、「ホラーハウス(お化け屋敷)」を企画、運営した。KSKのメンバー総勢50名中、20名がリアルなお化けに変装し、ホラーな音響効果を利用して、入場者を驚かせた。入場者は主に子どもたちで、メイクアップしたお化けたちに驚かされて、悲鳴をあげていた。中には、お化けに驚かされ泣き出す子どももいた。10月30、31日19:00~21:30開場時間で、両日の入場者は約1000名を超えた。
▲建設中のグリーン教会2Fがホラーハウスになった
1Fではホラーハウス入場を待つ子どもたちが列を作った
▲ホラーハウス
▲リアルなメイクアップをして入場者を驚かせる
▲入場者達は怖がったり、驚いたりしていた
▲お化けに変装したKSKメンバー
▲お化けに変装したKSKメンバー
▲入場した子どもたち
▲リアルな動きをするお化けたちに驚く入場者たち
▲入場者が悲鳴を上げる
▲ホラーハウス内にて
▲ライズエイジアが協賛したメンバーへの食事(初日)
▲ライズエイジアが協賛したメンバーへの食事(2日目)
▲建設中のグリーン教会2Fがホラーハウスになった
1Fではホラーハウス入場を待つ子どもたちが列を作った
▲ホラーハウス
▲リアルなメイクアップをして入場者を驚かせる
▲入場者達は怖がったり、驚いたりしていた
▲お化けに変装したKSKメンバー
▲お化けに変装したKSKメンバー
▲入場した子どもたち
▲リアルな動きをするお化けたちに驚く入場者たち
▲入場者が悲鳴を上げる
▲ホラーハウス内にて
▲ライズエイジアが協賛したメンバーへの食事(初日)
▲ライズエイジアが協賛したメンバーへの食事(2日目)
日光浴 [雑感]
早朝6時頃、スモーキーマウンテン本住宅の元ゴミ山の隣で、赤ちゃんの日光浴が始まる。赤ちゃんを日光浴させると風邪を引かない強い子になると、晴天の日には赤ちゃんを抱いてお母さんたちが集まってくる。集まったお母さんたちの子育てや日常会話をする姿がほのぼのしている。
▲お母さんは赤ちゃんを日光浴をさせる
▲20分~30分ぐらいの日光浴
▲健康で強い子になって
▲お母さんは赤ちゃんと会話をしながら日光浴をさせる
▲すくすく元気な子に
▲お母さんは赤ちゃんを日光浴をさせる
▲20分~30分ぐらいの日光浴
▲健康で強い子になって
▲お母さんは赤ちゃんと会話をしながら日光浴をさせる
▲すくすく元気な子に
United Nations Children’s Month [報告]
首都圏パサイ市のフィリピン国際会議場(PICC)にて「第二回移民と開発に関するグローバル・フォーラム/Global Forum on Migration and Development (GFMD)」が10月27~30日に開催されている。世界170カ国の市民団体、政府関係者が参加して「移民と開発について」話し合いが行われる。バン・ギムン(Ban Ki-moon)国連事務総長等も出席する。スモーキーマウンテンの本住宅でもサンバヤナン・クリスチャーノデイケアセンターの園児と父母等が「United Nations Children's Month」を記念してパレードが行われた。パレード終了後、フィリピン行政の社会開発福祉省(DSWD)より園児へ、1人あたり3 kgのお米が無料で配布された。園児の父母等は思いがけないお米のプレゼントを手にして喜んでいた。
▲移民と開発に関するグローバル・フォーラムの看板
▲ようこそバン・ギムン(Ban Ki-moon)国連事務総長
▲スモーキーマウンテン本住宅にてデイケアセンターの園児と父母等がパレード
▲United Nations Children's Month の記念パレードをする
▲デイケアセンターにて園児たち
▲行政支援のお米を園児たちに配布する幼稚園教諭
▲お米を受け取る父母と園児たち
▲移民と開発に関するグローバル・フォーラムの看板
▲ようこそバン・ギムン(Ban Ki-moon)国連事務総長
▲スモーキーマウンテン本住宅にてデイケアセンターの園児と父母等がパレード
▲United Nations Children's Month の記念パレードをする
▲デイケアセンターにて園児たち
▲行政支援のお米を園児たちに配布する幼稚園教諭
▲お米を受け取る父母と園児たち
飢餓率上昇 [報道]
10月21日フィリピン・インサイドニュースから抜粋した記事を紹介するソーシャル・ウエザー・ステーションズ(SWS)の9月の調査によると、過去3カ月の間に少なくとも1度は飢餓感を経験した人の割合は、過去10年の平均12.3%より高い18.4%に上昇した。飢餓率はマニラ首都圏が23%で最も高く、首都圏以外のルソンが20%、ミンダナオ18.3%、ビサヤ11.7%だった。(Manila Times)
▲ピア18、トンドゴミ集積場にあるバロンバロン(継接ぎ細工の家)
(本文には関係ありません)
▲トンドゴミ集積場にて子ども
(本文には関係ありません)
▲ピア18、トンドゴミ集積場にあるスラム
(本文には関係ありません)
▲トンドゴミ集積場にてゴミを拾う子どもたち
(本文には関係ありません)
▲ピア18、トンドゴミ集積場にあるバロンバロン(継接ぎ細工の家)
(本文には関係ありません)
▲トンドゴミ集積場にて子ども
(本文には関係ありません)
▲ピア18、トンドゴミ集積場にあるスラム
(本文には関係ありません)
▲トンドゴミ集積場にてゴミを拾う子どもたち
(本文には関係ありません)
達成に3兆円9千億ペソ必要 国連ミレニアム開発目標 [報道]
10月22日まにら新聞から抜粋した記事を紹介する。国家経済開発庁(National Economic and Development Authority:NEDA) はこのほど、貧困削減、保健衛生の改善、教育向上などのミレニアム開発目標(Millennium Development Goals - Philippines)を達成するために、2007-2015年の9年間で総額3兆9千3百億ペソ以上の予算確保が必要になるとの調査結果を発表した。同庁が公表した政府系シンクタンク、比開発調査研究所の調査報告書「ミレニアム開発目標への資金調達」によると、必要予算のうち、教育分野が9年間で2兆5千億ペソと最高で、今年度だけでも3千4百4億ペソが必要という。しかし、9年間での目標達成に向けた事業費と政府が割り当て可能な予算額との差は6千53億ペソ以上になる見通し。調査では、2006年の平均物価、人口増加率2.3%を使用。環境問題、HIV問題に関してはデータ不足のため予算対象から除外した。07年中のミレニアム関連政府支出実績は現在、算定中という。ミレニアム開発目標は2000年国連ミレニアムサミットで採択、平和、安全、環境、貧困、開発、人権など8項目で目標の2015年までの達成を揚げている。
▲Millennium Development Goals - Philippines
▲国家経済開発庁(National Economic and Development Authority:NEDA)
▲Millennium Development Goals - Philippines
▲国家経済開発庁(National Economic and Development Authority:NEDA)
凧揚げ [雑感]
スモーキーマウンテン元ゴミの山の上空に舞う凧。10月に入ったころから夕方になると子どもたちが凧揚げ(Saranggola)を始める。フィリピン各地で凧揚げ大会があるなどフィリピンでも凧揚げは盛んである。スモーキーマウンテン本住宅の子どもたちは、ビニール袋で自己流の凧を製作し凧揚げをして遊ぶ。子どもたちの間で、凧揚げチャンピョンと呼ばれているRomel(13)君。Romelは、4年前から凧の魅力に取りつかれ、長時間凧揚げ出来るバランスの良い凧の製作に取り組み、凧揚げを楽しんでいる。この凧揚げは、クリスマスシーズン明けまで続く。
▲凧を持って走る子ども
▲スモーキーマウンテン本住宅にて凧揚げをする子どもたち
▲空高く舞い上がる凧
▲空高く舞い上がる凧
▲凧揚げチャンピョンRomel君
▲Romel君が凧揚げをする
▲凧を持って走る子ども
▲スモーキーマウンテン本住宅にて凧揚げをする子どもたち
▲空高く舞い上がる凧
▲空高く舞い上がる凧
▲凧揚げチャンピョンRomel君
▲Romel君が凧揚げをする
Beppine2 [報告]
Beppineのメンバーが初日訪問した際、大雨が降りピア18、トンドゴミ集積場の入口がぬかるみ訪問を断念した。1日開けて再度、同ゴミ集積場を訪問することにしていたが、またしても大雨が降りゴミ集積場はぬかるんでいたが、翌日Beppineのメンバーが帰国するということもあり、雨が上がった後にゴミ集積場の訪問を強行した。メンバーは長靴を履いて、ゴミ集積場のゴミのぬかるみに足を取られながら、スクワッター(違法占拠住民)の暮らすスラムを訪問した。住民の生活状況の聞き取り等をしながら、現状調査を行った。以前(2008年3月)Beppineメンバーがゴミ集積場を訪問した際と現在の違いは、ゴミ集積場に小型のバッカン車がゴミを捨てていたが、現在は集積場にはゴミが捨てられていない。大型のゴミ収集車は、ピア18の港に着岸している船にゴミが直接捨てていて、ゴミを拾って生計を立てている人たちは、船の上でゴミを拾っている。ゴミの捨てられている状況が変わり、生活している人たちのレベルはより貧しくなったように窺える。Beppineメンバーの皆さん、次回フィリピンに来る際、ぜひスモーキーマウンテンに来て下さい。
▲ピア18、トンドゴミ集積場を歩く
▲バロンバロン(継接ぎ細工の家)の住居を視察
▲ゴミ集積場は雨で抜かるんで歩くのも一苦労
▲スラム住民の人たちと
▲スラム訪問中一緒に付いて来てくれた子どもたちと
▲ピア18、トンドゴミ集積場を歩く
▲バロンバロン(継接ぎ細工の家)の住居を視察
▲ゴミ集積場は雨で抜かるんで歩くのも一苦労
▲スラム住民の人たちと
▲スラム訪問中一緒に付いて来てくれた子どもたちと
Beppine1 [報告]
「甲賀市国際交流協会」は、ビサヤ地方のパナイ島に隣接するイロイロ州ギマラス島シンカラン村の漁村支援事業の一環として、ディケアセンターの建設補助、米、文房具等の支援と村民と交流事業を継続する。甲賀市国際交流協会と協力して活動しているのが、「立命館大学産業社会学部」のサークルのBeppineである。Beppineは、立命館大学、京都工芸繊維大学の学園祭にてフリーマーケットを出店し、その収益をシンカラン村の漁村支援を実施している。今回Beppineは、2008年3月にシンカラン村の漁村支援したディケアセンターのモニタリングとして現地調査を行った後、スモーキーマウンテンの現状調査として、スモーキーマウンテン本住宅を訪問した。Beppineのメンバー3名は、本住宅にある「サンバヤナン・クリスチャーノ・ディケアセンター」と「サンディワアン・ラーニングスクール非教育学校(ノン・フォーマル・エデュケーション)」の視察を行い、授業内容や運営方法について調査を行った。
▲スモーキーマウンテン本住宅にあるサンバヤナン・クリスチャーノ・ディケアセンターにて
園児たちとBeppineの参加メンバー
▲サンバヤナン・クリスチャーノ・ディケアセンターにて園児と交流をするBeppineの参加メンバー
▲サンディワアン・ラーニングスクールのコンピュータールームにて
非教育学校(ノン・フォーマル・エデュケーション)の授業内容を聞く参加メンバー
▲非教育学校(ノン・フォーマル・エデュケーション)のコンピューターソフトを見る
▲スモーキーマウンテン本住宅にあるサンバヤナン・クリスチャーノ・ディケアセンターにて
園児たちとBeppineの参加メンバー
▲サンバヤナン・クリスチャーノ・ディケアセンターにて園児と交流をするBeppineの参加メンバー
▲サンディワアン・ラーニングスクールのコンピュータールームにて
非教育学校(ノン・フォーマル・エデュケーション)の授業内容を聞く参加メンバー
▲非教育学校(ノン・フォーマル・エデュケーション)のコンピューターソフトを見る
泉南青年会議所 [報告]
2006年6月に(社)日本青年会議所・近畿地区大阪ブロック主催の「グローバル・トレーニング・スクール2006 in スモーキーマウンテン」が開催された。青年会議所の参加者150名は、ピア18トンドゴミ集積場の視察とスモーキーマウンテン本住宅で200人の子どもたちと歯科衛生教育や交流事業等を行った。あの事業から2年が過ぎた今、「スモーキーマウンテンの子どもはどうしているのだろう?」とグローバル・トレーニング・スクールに参加した泉南青年会議所のメンバーは、スモーキーマウンテンを訪れた。メンバー3名は、2泊3日という日程でスモーキーマウンテンの施設訪問、本住宅の家庭訪問、トンドゴミ集積場のスラム視察や、子ども民族舞踊団「母なる大地の子どもたち」、ユースグループ等の子どもたちと交流をして見聞を広げた。また、参加したメンバーは、ゴミ集積場のスラムで生活をする人たちと親睦を図り、人が生きるという「命の尊さ」を共感していた。
▲子ども民族舞踊団「母なる大地の子どもたち」の稽古を見る泉南JCメンバー
▲子ども民族舞踊団「母なる大地の子どもたち」と泉南JCメンバー
▲本住宅家庭訪問で子どもたちと交流する
▲ユースグループと交流する
▲ゴミ集積場のスラムで生活をする人たちと親睦を図る
▲トンドゴミ集積場のスラム視察
▲子ども民族舞踊団「母なる大地の子どもたち」の稽古を見る泉南JCメンバー
▲子ども民族舞踊団「母なる大地の子どもたち」と泉南JCメンバー
▲本住宅家庭訪問で子どもたちと交流する
▲ユースグループと交流する
▲ゴミ集積場のスラムで生活をする人たちと親睦を図る
▲トンドゴミ集積場のスラム視察
小さな棺2 [雑感]
ピア18、トンドゴミ集積場にある違法占拠住民(スクワッター)が暮らすバロンバロン(継接ぎ細工の家)に小さな棺があった。ゴミ拾いをして生計を立てている父、Manny(27)さんと母のNine(22)さんの子どもで、2人姉妹の長女Maniln(享年2歳)ちゃんは、肺炎(pneumonia)に罹り、咳を繰り返し呼吸困難で亡くなった。医者に掛かるお金もなくManilnちゃんは、まともな治療も受けられずに亡くなった。棺代も4,500ペソ(現在の為替レート:1ペソ2.12円)掛かり、死後2週間が過ぎた今、やっと借金のめどが立ち出棺することになった。
Manilnちゃんがお亡くなりになられたこと、本当に残念です。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
▲小さな棺
▲棺桶の前に立つ父、Mannyさんと母のNineさん
▲Mannyさんのバロンバロン(継接ぎ細工の家)
Manilnちゃんがお亡くなりになられたこと、本当に残念です。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
▲小さな棺
▲棺桶の前に立つ父、Mannyさんと母のNineさん
▲Mannyさんのバロンバロン(継接ぎ細工の家)