カワワ・ビーチ [生活]
トンド地区にピア18(Piar)というハーバーがある。そこはスモーキーマウンテン仮設住宅隣地のゴミ集積場でもある。この海岸線沿いにはスクワッター(違法占拠住民)が暮らす約300世帯のスラム街がある。青い海、美しく白い砂浜が続く海岸には・・・と言いたいところだが、その全く逆で「黒い海、汚くて臭いゴミで出来た浜が続く海岸で多くの子どもたちが海水浴をしている。」このビーチに誰が名付けたか知らないが「カワワ・ビーチ」と呼ばれている。「カワワ・ビーチ」のカワワ(Kawawa)とはタガログ語で「可哀相」という意味である。このスラム街には水が無いので住民は毎日このカカワ・ビーチで水浴びをしている。
▲カワワ・ビーチの黒い海、汚くて臭いゴミ浜、コンクリートの防波堤の上には、
人の糞がいっぱいあったので便所と言った処だろうか?
▲カワワ・ビーチで毎日海水浴をする子どもたち
▲カワワ・ビーチのゴミ浜沿いは、バロンバロン(継接ぎ細工の家)が建ち並ぶ
2007-05-18 01:40
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