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橋の下のスクワッター5 [生活]

去る7月6日、橋の下のスクワッター(違法占拠住民)の違法占拠住居であるバロンバロン(継接ぎ細工の家)が強制撤去されたはずが、スクワッターの人たちは、まだ橋の下に暮らしていた。情報収集するためにImelda(34)さんの家を訪ねた。橋の下のバロンバロンは、床に板が並べられた細い通路を歩き、家の入口にはしっかりした扉がある。橋の下は日中なのに薄暗く、エステロ・デ・ヴィタス河口の川幅が広いわりにはドブ臭い。バロンバロンは2階建ても含め12軒が並び一番奥の家がImeldaさんの家であった。部屋の広さは畳の大きさにして約3畳、床の下には川が流れている。Imeldaさんは、昨日行政機関を訪問し、リサール州ロドリゲスの再定住地の視察をした。1年8ケ月後に完成予定の再定住地に移住するまで橋の下に暮らすそうだ。行政とスクワッターのイタチごっこは続く。


橋の下のバロンバロンが再築された


▲橋の下のバロンバロンへ行く通路


通路の床には板が渡してある


Imelda(左)さんのバロンバロン内にて


橋のスラブ下に板が渡され棚になり、灯りはケロシンランプで


小窓からは、ピア18のゴミ集積場が望める

 

 


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