橋の下のスクワッター3 [生活]
7月6日橋の下のスクワッター(違法占拠住民)の違法占拠住居であるバロンバロン(継接ぎ細工の家)の強制撤去が行われた。この地域には12世帯が生活していたが、事前に1世帯は移住した。行政は、11世帯を対象に各世帯に5,000ペソを支給した。行政の人達がバロンバロンを解体していく、スクワッターの人たちは自分の家が壊されると、使えそうな材料を拾い、空いたスペースにきれいに並べていく。Geama(23)さんは3人の子どもを連れて、週明けの月曜日に行政支援の5,000ペソの補償を使ってミンダナオ島のジェネラルサントスに船で帰るという。Geamaの旦那さん(27)は、今の給料でマニラで暮らすのは厳しいので家族は田舎に帰し、仕送りをするという。家族に毎日会えないのは寂しいが子どもたちの将来を考えた結果だと言う。
▲強制撤去された橋の下のバロンバロン
▲住居が解体された橋の下のスクワッターの人たち
▲ Geama(写真中央)さんは、田舎に帰ることを決心
▲Geamaさん(写真左)と家財道具<段ボール箱>