マウンテンクライミング [雑感]
小生は、元のゴミ山・スモーキーマウンテン40m級のマウンテンクライミングをしてみた。ずるずると足もとが滑ったが約20分で登頂した。頂上は廃棄物処分場閉鎖後、1995年約3,000世帯のバロンバロン(継接ぎ細工の家)を撤去した後を、ブルドーザーで均して平らになったままであった。山には草が生え、まるでゴミ山平原である。遠くに烽火のような煙が立ち昇っていた。近づいて行くとゴミ山平原を掘り返して鉄屑を拾う家族に出会った。Olong(48)さんは、1980年にサマール地方からマニラに出てきたが、職に就けずにゴミを拾い生計を立ててきた。8人の子どもを食べさせていかなければと一生懸命ゴミを拾ってきたが、7:00~18:00まで鉄屑を拾って一日平均150ペソ稼ぐのが精一杯と嘆く。でもまだ収入が有るだけありがたいとゴミ山平原に感謝していた。
▲東側から見たスモーキーマウンテン
▲スモーキーマウンテンのマウンテンクライミング
▲この後に、小生がマウンテンクライミングに挑戦した
▲ゴミ山平原でゴミを掘り返し鉄屑を拾う人たち
▲鉄屑を収集するOlongさん家族