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小1 Lykaさん宅家庭訪問4 [事業]

小学生奨学プログラム対象のLyka(7)さんの家庭を訪問。スモーキーマウンテン本住宅のビルディングの2階に住むLykaさんは、1999年12月27日生まれ、5人兄弟の上から4番目の女の子。家にいる時はお母さんのお掃除や料理のお手伝いをしている。お父さんのNicolas(44)さんは、ペディカブ(Pedicab)の運転手をして生計を立てている。一日の収入は100ペソ。お母さんはボランティアで、サンバヤナン・クリスチャーノ・ディケアセンターで栄養給食プログラムの調理のお手伝いをしている。Lykaさんは始業式後、学校へ行くのが嫌で、泣いてばかりいたが今では学校にも慣れ、学校へ行くことが楽しくてしょうがないという。


Lyka(7)さん


Lyka(7)さんの家族
 


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小1 Joel Jr.君宅家庭訪問3 [事業]

小学生奨学プログラム対象のJoel Jr.(6)君の家庭を訪問。スモーキーマウンテン本住宅に隣接するバランガイ(最少行政地区)129のRodriguez St.に住むJoel Jr.君は、2001年1月10日生まれ、4人兄弟の上から3番目の男の子。Joel Jr.君は男兄弟の中でも、家の掃除やお母さんのお手伝いを良くする。お父さんのJoel Sr.(35)さんは、ペディカブ(Pedicab)の運転手をして生計を立てている。一日の収入は150ペソ。お母さんはボランティアで、サンバヤナン・クリスチャーノ・ディケアセンターで栄養給食プログラムの調理のお手伝いをしている。Joel Jr.君は、当初の小学生奨学プログラムの対象者ではなかったが、対象者であったMichael君の誕生日が10月ということで小1になるのが一年早いことがわかり、Joel Jr.君が繰上げ対象者になった。Joel Sr.さんは、Joel Jr.君が奨学対象者になりとっても嬉しい。何度も神様に感謝をしたと言っていた。


Joel Jr.(6)君


Joel Jr.(6)君と家族(お父さんは仕事で外出中)


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ユースパーティ [報告]

昨夜、スモーキーマウンテン本住宅のディケアセンターにて、ユースパーティが行われた。このパーティは、ライズエイジア、サンバヤナン・クリスチャーノ・カバタアン主催、(株)TINO様(旅行関連会社)の協賛により、スモーキーマウンテン本住宅のユースの交流を目的に、「サンバヤナン・クリスチャーノ・カバタアン」と「母なる大地の子どもたち」の11~18歳の230人が集まった。(株)TINO様の参加者4名は、野菜を食べない習慣の子どもたちに、野菜を食べてもらおうと、「チキンクリームシチュー」を作った。日本からシチューの素を持ち込み、材料の買い出しや調理も担当した。ユースの子どもたちは、「おいしい、おいしい」とシチューを食べていた。プログラムでは、ユースの子らはコスチュームも揃え、3チームがダンスを披露したり、ゲームでも親睦を深めた。このようなパーティは今後も継続して行っていこうと思う。


▲(株)TINOの参加者が230人分のシチューを作った


日頃の成果を披露するダンスチーム


▲手作りのコスチュームで参加したダンスチーム


▲ゲームに参加するユースの子どもたち


▲ユース参加のゲームで盛り上がる


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小1 Malineさん宅家庭訪問2 [事業]

小学生奨学プログラム対象のMaline(6)さんの家庭を訪問。スモーキーマウンテン本住宅のビルディングの4階に住むMalineさんは、2000年7月31日生まれ、7人兄弟の上から5番目の女の子。家にいる時はお姉さんに勉強を教えてもらい、友達と外で遊ぶ時は「追いかけごっこ」して遊ぶのが好き。お父さんのMario(39)さんは、ゴミ拾い(Scavenger)をして生計を立てている。一日の収入は100~150ペソ。お母さんは家で2歳と5歳の子どもの面倒を見ている。Marioさんは、娘のMalineさんが奨学プログラムの支援をしてもらえるので嬉しい。支援に感謝しますと言っていた。



Maline(6)さん


Maline(6)さんの家族(7人兄弟の長男、次男は外出中)


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小1Christan君宅家庭訪問1 [事業]

小学生奨学プログラム対象のChristan(6)君の家庭を訪問。スモーキーマウンテン本住宅のビルディング5階に住むChristan君は、2001年1月7日生まれ、5人兄弟の上から3番目の男の子。現在興味を持っているのはバスケットボール。お父さんのFeliy(49)さんは、ゴミ拾いをして生計を立てている。一日の収入は100ペソ。お母さんはボランティアで、サンバヤナン・クリスチャーノ・ディケアセンターで、週3回栄養給食プログラムの調理のお手伝いをしている。Feliyさんは、自分が学校へ行けなかったので、子ども5人を学校へ行かせてやりたいという。


▲Christan(6)君


Christan(6)君宅にて


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公立ラクソン小学校 [教育]

NGOライズエイジアは、小学生奨学プログラムを行っている。この対象の生徒が学んでいるラクソン小学校(Arsenio H. Lacson Elementary School)を紹介。ラクソン小学校は、1964年公立Tパイス小学校(T.Paez Elementary School)の分校として建てられたが、1972年に公立ラクソン小学校として独立して現在に至る。本年6月より新しいカセレス校長先生(Mrs.Juanita V. Caceres)の下、46名の先生と1名保健婦、4名の用務員で教育指導をしている。本年度の全校生徒数は1,695名である。午前と午後のクラス(授業)があり、午前クラスは7:00~11:00、午後クラスは12:00~17:00である。1年生は、午前4セッション(組)午後4セッションの363名、2年生は、午前3セッション午後3セッションの295名、3年生は、午前3セッション午後3セッションの278名、4年生は、午前3セッション午後3セッションの275名、5年生は、午後5セッションの250名、6年生は、午前5セッションの234名。ラクソン小学校は、生徒への指導が良く、学校の教室や廊下の掃除が行き届いていて、まるで私立の学校の様に綺麗である。


▲公立ラクソン小学校全景(Arsenio H. Lacson Elementary School)


公立ラクソン小学校


▲カセレス校長先生(Mrs.Juanita V. Caceres)


▲ビデオ教材を利用した授業を受ける2年生の生徒たち


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お手伝い [食物]

土曜日、日曜日になると、学校が休みの子どもたちは家庭のお手伝いをする。スモーキーマウンテン本住宅の通路脇でMary Jane(10)さんは、お婆さんの作ったビコ(Bico)、マハ(Maha)、グラマン(Gulaman)を9:00~16:00の時間帯で、商品を完売するまで店番をする。お婆さんは100ペソ分の 材料を仕入れ、手作りで比風お菓子を作り、完売すると150ペソになる。完売するとお婆さんからMary Janeさんに50ペソのお小遣い を貰える。ビコは、もち米から作られ一個5ペソ。マハは、名古屋名物の「ういろう」に似て3ペソ。グラマンはゼラチンから作られ1ペソである。Mary Janeさんは、お婆さんのお手伝い出来ることが嬉しいと、 恥ずかしそうに言っていた。


スモーキーマウンテン本住宅の道沿いで店を手伝うMary Janeさん


比風お菓子の売り子をする


▲もち米で作られた「ビコ」甘くてモチモチしている


▲和菓子の「ういろう」の味にそっくりの食べ物


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橋の下のスクワッター4 [生活]

昨日、橋の下のスクワッター(違法占拠住民)の人たちが、その後どうなったか見に行った。Geama(23)さん家族が雨をしのぐためのテントを掛けた小屋にいた。7月6日この地域の強制撤去が行われ、7月9日にGeamaさんは、行政支援の5,000ペソの補償で、ミンダナオ島のジェネラルサントスに船で帰る予定だが、乗船券がなかなか取れなくて帰れなかった。7月14日マニラ発、ジェネラルサントス行きの乗船券がやっと取れた。Geamaさんの旦那さん(27)は、マニラに一人残って仕事をする。Imelda(34)さんは、違法占拠住居であるバロンバロン(継接ぎ細工の家)の強制撤去後、住む所がなくなり、行き先も無いので、橋の下の一番奥に住居を作って住み始めた。エステロ・デ・ヴィタス川を挟んだ川向こうの違法占拠住居のバロンバロンの取り壊しも始まっていた。住民の情報によると強制撤去に反対していたスクワッターは、行政支援2,000ペソに減額されの強制移住となりそうだ。


▲テント小屋にいたGeamaさん家族


▲数日後に別れて暮らすことになるGeamaさんと旦那さん


橋の下の違法占拠住居はそのままで、橋からはみ出た住居が、
  強制撤去された。Imeldaさん(写真右)の住居は撤去され、橋の下に移住した


川を挟んだ向こう側でも、違法占拠住居の取り壊しが始まった


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基礎教育セクター改革アジェンダ [教育]

フィリピンの教育省(Department of Education, Culture and Sports) は現在、「学校優先イニシアティブ(Schools First Initiative, SFI)」として、地方政府やコミュニティ等、地域社会の幅広い参画による学校改善の運動を盛り上げている。これらの運動の成果をさらに高めるために、「基礎教育セクター改革アジェンダ(Basic Education Sector Reform Agenda, BESRA)」という政策パッケージが、教育省とオーストラリア国際開発庁(AusAID)、国連教育科学文化機関(UNESCO)、国際協力機構(JICA)、国際協力銀行(JBIC)、米国国際開発庁(USAID)、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)など主要なスポンサー等の協力のもとに策定された。BESRA の目的は、2015 年までにフィリピンのEFA 目標を全て達成することとなっている。その目標は、次の4 点に集約される。
1. 全ての成人の機能的識字能力向上(母語又はフィリピノ語又は英語)
2. 全児童の就学及び小学校3 年までの中退、留年の解消
3. 全基礎教育生徒の各学年における十分な学習到達水準での修了・卒業
4. 全ての児童が基礎教育を受けられるためのコミュニティ全体の関与
これらの実現に向け、BESRA は5 つの主要な改革取り組み分野に関する特定の政策アクションに焦点をあてている。重要な5 つの改革点は次のとおりである。
1. 学校の改善への継続的な取り組み
2. 学習成果に対する教員の貢献の強化
3. 望ましい学習成果を得るための社会からの支援の増加
4. 補完的な取り組みとしての幼児教育、代替学習制度及び民間セクターの参画による成果の向上
5. これらの改革実現に向けた、教育省の組織風土の変革
このように、学校を取り巻く地域社会の参画を得ながら、地域全体として基礎教育のユニバーサル化、学校教育からの中退者のフォローアップなどに取り組む方向が示されている。また、BESRA は教育省と主要スポンサー等が参画して策定されており、今後の援助協調のためのベースになることが期待される。


フィリピン行政機関教育省


▲フィリピン行政機関教育省


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万人のための教育 [教育]

フィリピン政府の主要な教育政策の取り組みとして、「万人のための教育(Education for All, EFA)」の方向性に基づき、教育のユニバーサル化を進めるとともに、正規の学校教育からの中退者に対する代替的な教育の提供を強化している。1990 年、フィリピンは全ての子どもたちに世界レベルの基礎教育の機会を提供することを目的とする「万人のための教育世界宣言」に署名した。さらに、1991 年より2000 年までの10 年間を対象とした「EFA フィリピン行動計画(EFA Philippine Plan of Action)1991-2000」を策定し、a. 就学前教育の制度化 b. 質の高い初等教育の普及 c. 非識字者の根絶 d. 継続的な教育と開発の規定の4 つの主要な取り組みを打ち出した。


フィリピン行政機関教育省


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